表示名称、原料、処方例の検索ができる化粧品技術者のためのデータベースサイト

新着情報

カテゴリー

書庫

2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
業界情報 CTFAが名称変更

 「CTFA(The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association)」は、「The Personal Care Products Council」に改名すると発表しました。CTFAのウェブサイト( http://www.ctfa.org/ )にアクセスすると新しいウェブサイト( http://www.personalcarecouncil.org/ )に転送されます。これからはPCPCとでも略すんでしょうか。

業界情報 CosmeticsInfo.org

 The Personal Care Products Councilがパーソナルケア製品に対する消費者の知識向上を助けるために、主に安全性に関する詳細な情報を検索できるウェブサイト「CosmeticsInfo.org ( http://www.cosmeticsinfo.org/ )」を立ち上げています。かなり広範な成分について科学的見地に基づく詳細な安全性情報が掲載されています。これはすごいです。さすが人と金があるとできることもスケールがデカイなぁ。個人でできることの限界を感じつつある今日この頃のCosmetic-Info.jp・・・(サイト名だけは似てるんだがな)。
 日本ではメーカーのコンセプトや著名人の思い込みなどが乱立していて科学的根拠に基づく公正な情報の発信源が少ないのが消費者を右往左往させている原因と感じているので、The Personal Care Products Councilのこういった取り組みは日本でもできたらいいと思うのですが・・・。

業界情報 化粧品表示名称追加

 INCI: FLAVORに対応する化粧品表示名称としての「香料」を追加しました。

業界情報 化粧品の成分表示名称リストNo.19追加

 粧工連から7月31日発行された「化粧品の成分表示名称リストNo.19」に掲載された269成分の追加および正誤表の反映をしました。これで化粧品の成分表示名称データベースは8648件になりました。

業界情報 医薬部外品原料規格追加

 平成19年9月4日薬食発第0904002号「「医薬部外品原料規格2006」の一部改正について」で外原規に「過ホウ酸ナトリウム」「臭素酸カリウム」の2成分が追加になりました。

業界情報 練り歯磨きへのジエチレングリコールの混入の確認について

 グリセリンへのジエチレングリコール混入について自主点検した業者からジエチレングリコールが混入した練り歯磨きを発見したとの報告を受けて、練り歯磨きを取扱う製造販売業者についてはジエチレングリコール混入の確認を6月中に終了して報告するようにとの事務連絡がありました。
平成19年6月15日厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課事務連絡「練り歯磨きへのジエチレングリコールの混入の確認について」(PDF)

業界情報 アルキルトリモニウムクロリドの配合制限

 欧州消費者製品科学委員会(Scientific Committee on Consumer Products:SCCP)から「Alkyl (C16, C18, C22) Trimethylammonium Chloride For other uses than as a preservative (PDF)」というタイトルでアルキルトリモニウムクロリドの使用についての評価結果が公表されました。
 SCCPの評価結果は近いうちにEUのスタンダードになることが予想されます。日本にも影響はあるでしょう。60ページもあって読みきれませんでしたが、洗い流し製品ではセトリモとステアルの合計で0.5%まで、ここにベヘンを加えても総量で3%までという内容のようです。洗い流さない製品への配合についても制限を提案しているようです。

業界情報 品質管理の徹底について

 平成19年5月29日厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課「化粧品及び医薬部外品の品質管理の徹底について (PDF)」の事務連絡がありました。中国製の練り歯磨きから想定を大きく上回るジエチレングリコールが検出された件を受け、化粧品や医薬部外品で使用している原料に想定外の成分が混入していないかどうか、各社点検を徹底するようにとの内容です。

業界情報 化粧品に配合可能な医薬品の成分について

 やっとでました、薬食審査発第0524001号「化粧品に配合可能な医薬品の成分について」。
 化粧品基準では医薬品の成分は配合禁止とされていますが、化粧品への配合前例があれば前例の範囲内で配合可とされています。種別許可基準1999はすでに絶版になっている書籍ですが医薬品成分であるアラントインなどの配合前例として今も重要な資料です。ところで、別紙規格で配合された医薬品の成分の場合はこういった公的な資料がなく、これまではその前例を取得した企業からの情報提供に頼るしかなかった状況でした。
 今回、種別許可基準などの公的資料に掲載されていないものの確かに化粧品への配合前例がある医薬品の成分についてその配合基準が示されました。

業界情報 ネガティブリスト収載

 薬食発第0524001号「化粧品基準の一部を改正する件について」で、チオクト酸が化粧品基準別表2(ネガティブリスト)に追加されました。チオクト酸はサプリメントでは「αリポ酸」として知られている成分です。5/24の発表と同日にファンケルから「ボディローションα」が発売になっています。