定義 | 本品は、アブラナ Brassica campestris の種子から得られたエルカ酸含有量の少ない脂肪油である。 |
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中文名称 |
低芥酸菜子油 (国際化粧品原料標準中文名称目録(2010))
低芥酸菜子油 (已使用化妆品原料目录(2021年版))
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配合目的 | 閉塞剤 |
規制分類 | |
CAS RN® |
120962-03-0
8002-13-9
CAS Registry Numbers have not been verified by CAS and may be inaccurate.
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有機性値 | |
無機性値 | |
備考 | 表示名称では Brassica campestris の種子に限定されているが、INCI「Canola Oil」の定義は2019.8時点で『Canola Oil is low erucic acid Brassica Campestris (Rapeseed) Seed Oil or Brassica Napus Seed Oil.』となっている。INCIではどこかの時期にCanola Oilの由来に「Brassica Napus Seed」が追加になっている。このため、現時点では厳密にはカノラ油とCanola Oilはイコールではなく、カノラ油はCanola Oilの部分集合になっている。ただ食用油業界でキャノーラ油といえばBrassica rapaの種子油を使ったものも多いとのこと。Brassica rapaは現時点で表示名称の定義にもINCIの定義にも含まれていないので、ものすごーく厳密に考えるとカノラ油にもCanola Oilにも該当しない油をカノラ油として使っている可能性がある。ただ、こういう事例はカノラ油以外にも多数存在するのであまり気にしすぎると何もできなくなる。「カノラ油はカノラ油なんだからカノラ油でいいんだ」くらいの気でいた方がいいと思う。(2021.12.15) |
関連原料 | |
市販化粧品 | |
外部リンク | CIRレポート 注1) |