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処方例 詳細 

SUN age rescue balm SPF 50
Formula #200-10069
提供 アシュランド・ジャパン株式会社[公式サイトへ]
剤型分類 O/W型サンスクリーン SPF30以上
特長 material #905135
<処方特長>
Pale yellow cream
SPF in vitro:54
日光から肌を保護する高いスペクトル領域(SPF50)をカバーしているデイリーフェイス用O/Wエマルジョン処方です。
バターのような質感に寄与する「ANTARON V-220 (アンタロン V-220)」と柔らかな弾力性を提供する「Antaron Sensory(アンタロン センサリー)」の組み合わせにより、心地よい使用性になっています。
『Antaron Sensory(アンタロン センサリー)』は、エマルジョンの安定性に貢献し、処方の弾力性を提供します。
『ANTARON V-220 (アンタロン V-220)』は、バターの様な濃厚な使用感を提供します。
『UltraThix P-100 (ウルトラシックス P-100)』は、少量でも安定性を向上させるポリマーです。
『ESCALOL』シリーズは、組み合わせることで、非常に高い紫外線遮蔽効果を有します。
『CERAPHYL 230 (セラフィル 230)』は、紫外線吸収剤を可溶化する基剤です。
『Vital ET (バイタル ET)』は、肌を滑らかにするビタミンE誘導体です。
<物性>
pH:5.5〜6.0
粘度:150,000〜200,000cps (Brookfield RVT | Spindle T-C | 5RPM | 1min | 25℃)

3ヶ月の安定性加速試験、28日間のチャレンジテスト(保存効力試験)に合格。
但し、防腐剤は低く、有効レベルまでの最適化ではありません。
処方箋
原料名成分名供給会社配合量(%)
APurified Waterq.s.100
Tetrasodium EDTAEDTA-4Na0.10
Lubrajel Oil (ルブラジェル オイル) グリセリン、(アクリル酸グリセリル/アクリル酸)コポリマー、PG、(メチルビニルエーテル/マレイン酸)コポリマーアシュランド・ジャパン5.00
Methylparaben NF preservativeメチルパラベンアシュランド・ジャパン0.30
Optiphen ND/Rokonsal ND preservativeフェノキシエタノール、安息香酸、デヒドロ酢酸アシュランド・ジャパン1.00
BUltraThix P-100 (ウルトラシックス P-100)(アクリル酸/VP)クロスポリマーアシュランド・ジャパン0.50
CAmphisol Kセチルリン酸KDSM1.50
DCERAPHYL 230 (セラフィル 230)アジピン酸ジイソプロピルアシュランド・ジャパン2.00
Nikkomulese 41ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa日光ケミカルズ1.50
ESCALOL 567 (エスカロール 567)オキシベンゾン-3アシュランド・ジャパン6.00
ESCALOL 517 (エスカロール 517)t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンアシュランド・ジャパン3.00
ESCALOL 587 (エスカロール 587)サリチル酸エチルヘキシルアシュランド・ジャパン5.00
ESCALOL 597 (エスカロール 597)オクトクリレンアシュランド・ジャパン8.00
Escalol HMS UV filterホモサレートアシュランド・ジャパン10.00
ANTARON V-220 (アンタロン V-220)(VP/エイコセン)コポリマーアシュランド・ジャパン2.00
Belsil DM 5ジメチコン旭化成ワッカーシリコーン2.00
Antaron Sensory(アンタロン センサリー)(ビニルピロリドン/アクリレーツ/メタクリル酸ラウリル)コポリマーアシュランド・ジャパン1.00
EPurified Water0.50
Sodium Hydroxide水酸化Na0.14
FPF Excess G11619616香料、安息香酸ベンジル0.15
GVital ET (バイタル ET)ラウリミノジプロピオン酸トコフェリルリン酸2Naアシュランド・ジャパン1.00
調製方法
  1. 水を75〜80℃に加熱し、撹拌しながらA相の残りを1つずつ加えます。
  2. A相が60℃付近で透明になったら、B相を加え、均一になるまでよく撹拌します。
  3. A相が70℃になった際に、C相を加え、溶解するまで穏やかに混ぜます(泡の発生を防ぐため)。
  4. 別容器にて、Antaron Sensory(アンタロン センサリー)以外のD相準備し、粉末が溶解するまで75-80℃まで加熱します。
  5. 4.に、攪拌しながら残りのAntaron Sensory(アンタロン センサリー)を湿潤させます。
  6. 3.と5.が75℃の状態にて、乳化を開始します。
  7. 6.を冷却します。
  8. 別容器に、E相を準備し、透明になるまで撹拌混合します。
  9. 55℃になった際に、E相を加え、よく混ぜます。
  10. 30℃になった際に、F、G相を順に加え、よく混ぜます。
  11. 25℃で取り出します。
使用原料
お問い合せ
問い合わせ先の会社ロゴ
アシュランド・ジャパン(株)
Tel:03-5566-8705
Fax:03-5566-8682
メール:yuko.morita@ashland.com(担当:森田)
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