表示名称、原料、処方例の検索ができる化粧品技術者のためのデータベースサイト

新着情報

カテゴリー

書庫

2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
業界情報 規制改革及び競争政策イニシアティブ

 日米両国政府は、2008年10月に、相手国の規制改革及び競争政策に関する8度目の要望書交換を行い、8年目の対話を始めました。2008年10月15日に交換された日米双方の要望書が公開されています。
 対日要望の和文[仮訳]の詳論14ページ目に、化粧品および医薬部外品に関する米国側からの要望が記載されています。
 医薬部外品については「有効成分および非有効成分のリストを定期的に更新して公表するプロセスを整備する」「非有効成分の事前承認要件を緩和する」といった要望、化粧品については「乾燥によるシワを目立たなくするなどの効能の表示を可能にする」といった要望などが出されています。
 ところで、前回(7年目)の報告書で日本は「有効成分リスト(含量及び製品カテゴリー)を2008年末までにリストを公表する」としていたんですけど、これ公表されてます? (情報収集は行なわれているようですが)
規制改革及び競争政策イニシアティブのページ
対日要望の和文[仮訳]のPDFファイル

業界情報 EU消費者製品科学委員会のコウジ酸に関する見解

 欧州委員会の消費者製品科学委員会(SCCP:Scientific Committe on Consumer Products)が、コウジ酸に関する見解を発表しています。
 これによるとコウジ酸は感作性を有すると指摘され(Kojic acid has the potential to induce skin sensitisation.)、その上でフェイスケア、ハンドケアの最終製品について(それ以外の部位への暴露も考慮する必要があるが)1.0%までは安全であるとしています。
SCCP Opinionsのページ
見解書のPDFファイル

業界情報 欧州化粧品工業会のメチルベンジリデンカンファに関する見解

 欧州委員会の消費者製品科学委員会(SCCP:Scientific Committe on Consumer Products)が、環境ホルモン作用が懸念されているメチルベンジリデンカンファに関する最新の見解を発表しています。
 これによると最終製品への配合量4%までは安全であるとしています。ただし、これは皮膚に塗布した場合を想定しており、エアゾールやスプレーなどによる吸入やリップケア製品による経口での吸収によるリスクは評価できないとのことです。
 メチルベンジリデンカンファ(4-METHYLBENZYLIDENE CAMPHOR)はEUではAnnex VIIに収載され配合が許可されている紫外線吸収剤ですが、化粧品基準別表第4に収載されていない(ですよね?)ので日本では配合禁止成分に該当すると考えられます。インターネットで「メチルベンジリデンカンファ」を検索するといろんな輸入化粧品がヒットするのでちょっと心配。
SCCP Opinionsのページ
見解書のPDFファイル

業界情報 コメ由来原材料を使用した医薬品等の品質及び安全性確保について

 非食用である事故米が食用に流通した事件を受けて医薬品、医薬部外品、化粧品などに使用されているコメ由来原料が適正かどうか確認しなさいとの通知が薬食監麻発第0918004号薬食安発第0918001号で発せられています。

業界情報 規制改革及び競争政策イニシアティブ

 「日米間の新たな経済パートナーシップのための枠組み」のもとで行なわれている日米間の「規制改革及び競争政策イニシアティブ」に関する日米両国首脳への第7回報告書(2008年7月5日)が公開されています。和文報告書の23ページに化粧品及び医薬部外品に関する規制緩和政策についての記述があり、「部外品の有効成分リストを年内に公表する」ことや「乾燥による小じわを目立たなくするという表現を受け入れるかどうか検討する」ことなどが記載されています。
規制改革及び競争政策イニシアティブのページ
報告書のPDFファイル

業界情報 欧州化粧品工業会のパラベンに関する見解

 欧州委員会の消費者製品科学委員会(SCCP:Scientific Committe on Consumer Products)が、COLIPA(欧州化粧品トイレタリー香水協会)のパラベンに関する最新の見解『Parabens COLIPA n° P82』を発表しています。
 「メチルパラベンとエチルパラベンについては、以前の見解で発表した最大許容濃度は変わりがないこと、プロピルパラベンとブチルパラベンの安全性については動物実験等での確認データが不足しているので結論はまだ出せない。」という内容のようです。
SCCP Opinionsのページ
見解書のPDFファイル

業界情報 化粧品の製造及び品質管理に関する技術指針の廃止

 平成20年6月25日薬食監麻発第0625002号「化粧品の製造及び品質管理に関する技術指針(業界自主基準)の廃止について」が通知されました。
 粧工連が、化粧品の製造管理及び品質管理に関して2007年11月に制定されたISO22716 (Cosmetics -- Good Manufacturing Practices (GMP) -- Guidelines on Good Manufacturing Practices)を自主基準として採用することとしたため旧指針は廃止されることになったという通知です。

業界情報 化粧品等の適正広告ガイドライン

 化粧品に関する広告表現は「医薬品等適正広告基準」などで規定されてきましたが、内容が医薬品も含むためにわかりにくい部分もあったようです。このたび粧工連が化粧品等に内容を絞ったガイドラインを作成しました。化粧品の広告を行う広告主、広告取扱者などにも周知できるように粧工連のホームページから誰でもダウンロードできるように用意されています。
「化粧品等の適正広告ガイドライン」について

業界情報 医薬部外品添加物リスト

 やっとでました!平成20年3月27日付薬食審査発第0327004号「医薬部外品の添加物リストについて」がでました。外原規2006収載成分を含む医薬部外品に使用できる成分の一覧です。旧種別許可基準みたいなものです。いままでなんとなく悶々としていた配合上限などが再度明確になりました。成分コードもついてスッキリ。
 Cosmetic-Info.jpの外原規データベースを医薬部外品添加物リストデータベースに改良していきます。

業界情報 化粧品基準改正

 平成20年2月21日厚生労働省告示第33号により化粧品基準の一部改正が告示されました。改正点は以下の2つ
(1)化粧品に使っていいグリセリンはジエチレングリコールが0.1%以下でなければならないという規定が追加になった。
(2)別表2の2(ネガティブリスト)にジエチレングリコールは歯磨に配合不可であるという制限が追加になった。