定義 | 本品は、次の化学式で表される芳香族化合物である。 |
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中文名称 |
苯酚 (国際化粧品原料標準中文名称目録(2010))
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配合目的 | 抗菌剤、殺菌剤、変性剤、消臭剤、剥離剤、外用鎮痛剤、香料、口腔衛生剤、防腐剤 |
規制分類 |
ポジティブリスト
「フェノール」についての基準(化粧品基準 別表第3)
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CAS RN® |
108-95-2
CAS Registry Numbers have not been verified by CAS and may be inaccurate.
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有機性値 | 120 |
無機性値 | 115 |
備考 | 全ての化粧品に対して100g中に0.1gまで。 2016年9月2日米食品医薬品局(FDA)は、フェノールなど19種類の殺菌剤を含む抗菌石鹸やボディーソープなど(水で希釈されていて使用後に洗い流す商品が対象で、除菌用ローションや医療の場で使われる殺菌製品には適用されない)を販売禁止にすると発表した(Federal Register 81(172): 61106-61130)。これらの製品では殺菌効果が明確に現れないため安全性とのバランスを考慮した結果と思われる。 2016年9月7日官房長官が会見で「日本においても同様の成分を含む商品の確認を早急に実施し、とるべき措置について検討を行っていく」と発言 平成28年9月30日薬生薬審発0930第4号「薬用石けんに関する取扱い等について」で、薬用石けんに関してFDAが抗菌石けんに配合禁止を表明したトリクロサン等19成分について、国内でも1年以内に切り替えを促すこととなり切り替えに関する手続きの迅速化が発表された。 |
関連原料 | |
市販化粧品 | |
外部リンク |